いたばしクリニック

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こどものくび

Medical

筋性斜頸

新生児、乳児期に、胸鎖乳突筋というくびの筋肉が片方だけ太くなることが原因で『筋性斜頸』という状態になります。いわゆる『むきぐせ』の原因となる病気です。『頸部繊維腫症』、『fibromatosis colli』と呼ばれることもあります。出産の時に赤ちゃんのくびに力が加わることが原因ではないか、と考えられています。吸引分娩で多いといわれていますが、正常分娩や帝王切開でも生じることがあります。くびの筋肉が太くなるため、出生後の診察や1か月健診で『くびの膨らみ、できもの』として気づかれることがあります。診断は超音波検査で行うことができます。経過観察で多くの場合は自然に良くなりますが、治療が必要な他の病気であるといけないので、超音波検査で正確な診断を行うことが重要です。

リンパ管腫

川崎病

梨状窩瘻