いたばしクリニック

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子育てと住まい選び~各論編~

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はじめに

ここでは、子育て世代の目線で、主に住居内の設備について考えていきたいと思います。

①床の素材はどれがよい?~フローリング?畳?じゅうたん?~

戸建て、マンション、ハイツなど、住居形態はそれぞれで異なっていても、部屋の環境は住む人の健康に大きく影響します。

床の素材として、おすすめはフローリングです。

食べ物や飲み物をこぼさない子はいません。こぼした時に、すぐに清掃しやすい床素材となると、フローリングということになります。

畳は、個人的には好きなのですが、やはり清潔を保つということを第一に考えると、フローリングにはかないません。

『食べ物や飲み物は畳の部屋には持ち込まない』という考えの方がおられるかもしれませんが、赤ちゃんのよだれなど、完全に防ぎきれないものもあります。

じゅうたんは、ダニやハウスダストの原因となりうるため、おすすめできません。

①床の素材~清潔を保ちやすいのはフローリング!~

②子育ての救世主~ジョイントマットのススメ~

フローリングがおすすめだと書きましたが、子育て期間中は、フローリング+ジョイントマットのセットがイチ押しです。

子どもは、おもちゃを落としたり、投げたりすることがあります。また、部屋でドタバタと走ったり、ジャンプしてしまうこともあります。

このため、床が傷ついたり、マンションの場合には騒音の原因となることもしばしばあります。

しかし、クッション素材のジョイントマットをフローリングの上に敷いておくと、床を保護し、騒音をかなり軽減してくれます。

さらに、クッション素材のジョイントマットは空気を含んでいるため、冬場でも意外と冷たくなりません。

注意点としては、ジョイントマットを敷き詰めた場合、ジョイントマットの下の部分の通気性が悪くなったり、小さなゴミがたまったりしますので、定期的にマットを外して通気および清掃をするようにしましょう。

②子育て世代の救世主~クッション素材のジョイントマットを活用!~

③危険が潜む場所とは~ベビーゲートという守り神~

はいはいなどで移動ができるようになった赤ちゃんや、様々なものに興味を持ち始める小さなお子さんにとって、自宅で危険な場所とはどこでしょうか。

危険が潜んでおり、十分に気をつけなければならない場所、それは『とびらの付いていない場所』です。

浴室やバルコニーなどは、確かに危険な場所ではありますが、ドアや窓を確実に施錠しておくことで、お子さんが誤って入ってしまうことを防ぐことができます。

一方、ドアの付いていない場所は、赤ちゃんでも簡単に入ることができます。

ドアの付いていない危険な場所として挙げられるのが、『キッチン』と『階段』と『玄関(エントランス)』です。

『キッチン』は、様々な道具・器具があり、おいしいものもあり、お子さんにとってはとても魅力的で興味をもつ場所になります。しかし、『キッチン』には、包丁や食器、調理器具、コンロなど、とても危険なものがたくさんあります。

次に『階段』ですが、最も危険な場所のひとつであることを常に意識しておくことが必要です。パパやママ、お兄ちゃん、お姉ちゃんが階段を昇り降りしているのを見ていると、当然、自分でもやってみたくなるものです。階段は、昇り降りともに足を滑らせて転落してしまう危険性があり、大事故につながってしまうことがあります。

また、マンションなどにお住まいで、ご自宅に『階段』がない場合は、日常生活の中で『階段』が危険な場所であるという認識をつい忘れてしまうことがあります。そして、訪問先や帰省先で階段があった場合に、気づかずに事故やケガにつながってしまうこともあるため、注意が必要です。

『玄関(エントランス)』は、特に戸建てにお住まいの場合には段差を設けていることが多く、落下してしまう危険があります。

では、これらの危険な場所から赤ちゃんやお子さんを守るにはどうすればよいでしょうか。

危険な場所すべてにとびらが付いていると安全ですが、とびらはお子さんが小さな時期のみ一時的に必要なものであって、成長した後には必要のないものになります。

一時的にとびらを設置するための有用なものとして、『ベビーゲート』が挙げられます。

『キッチン』は、形やレイアウトによっては設置が難しい場合もありますが、『対面型キッチン』や『アイランド型キッチン』では、上手にゲートを設置することにより、お子さんを危険から守ることができます。

『階段』は、『登り口』と『降り口』の双方に設置して、階段そのものに入れないようにしましょう。

『玄関(エントランス)』も、間取りによっては間口が広くゲートの設置が難しい場合もありますが、その場合は玄関(エントランス)へとつながる廊下にゲートを設置できないか、検討してみましょう。

『ベビーゲート』には、『とびら(ドア)式』のものが多くみられますが、ロール状の『巻き取り式』のものもあります。十分なスペースが取れないような場所では、『巻き取り式』を選択するのもよいと思います。

③危険が潜む場所とは~とびらのない場所にはベビーゲートを!~

④近日公開予定!

近日公開予定!